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遺品整理から見るセルフネグレクトの現場

こんにちは!

株式会社カタヅケヤです!

宮城県で残置物の撤去や遺品・生前整理、不動産の仲介をしております!

遺品整理のご依頼で東松島市の現場に伺った際の切ないお話を
シェアさせていただきます。
ご依頼をいただいたお家は、故人が長い間1人で暮らしており、
家全体に「セルフネグレクト」が見られる状態でした。
現場に足を踏み入れた瞬間、埃まみれの部屋や散らかったリビング、
使い古された家具など普段とは違う、何か胸が締め付けられる思いを感じました。

最初にご遺族様のお話をお伺いすると、
「忙しさや年齢の影響で、どうにもならなかった」という事情のようでした。
次第にこの家の中に溜まったものが、
単なる不要品ではなく、故人の生前の生活や思い出が詰まった
大切な品々でありながら、セルフネグレクトの結果として
放置されてしまったことが分かってきました。
現場を見渡せば、どこかに
「もう誰も手を加えることはできないのかな?」と
思わせる空気が漂っており、
ご遺族様も遠方にお住まいのため
自分たちだけではどうにもならない状況でした。

私たちはそんなご家族の気持ちに寄り添いながら、
現場調査を丁寧に行い、遺品整理を進めることの大切さを
改めて実感いたしました。

セルフネグレクトは、本人の意識低下や家族や周囲のサポートが
十分でなかった結果として現れることが多く、
現場からはそのままの状態で、時間の経過とともに物が劣化し
整理がどんどん難しくなってきた様子がはっきりと伺えました。

私たちはまずご家族の皆様とじっくりお話をしながら、
故人が大切にしていた品々やこれからどう整理していきたいかを
お聞きしました。
単に不要なものを一掃するのではなく、
故人への敬意を忘れず、遺品一つひとつに思いを込めた
整理プランを提案することを心掛けています。
たとえば、思い出の写真や手紙、大切に使われた家具については
ご家族と一緒にその意味を再確認しながら、
どの品は大切に保管し、どの品は処分するのが良いかを
慎重にアドバイスさせていただきました。

遺品整理やセルフネグレクトの現場は、とてもデリケートで辛いものですが、
私たちは「大切な人の思い出を未来につなぐ」という気持ちを持って
全力でサポートさせていただいています。
もし、「遺品整理をどう進めればいいか分からない…」と
お悩みのご遺族様がいらっしゃいましたら、
ぜひ株式会社カタヅケヤにご相談ください。
私たちはお客様一人ひとりの状況に合わせた最適な整理プランを
ご提案し、皆さまと故人に寄り添った丁寧な作業で安心して
次の未来へ進んでいただけるよう、全力でお手伝いいたします。
どうぞ遠慮なくお問い合わせください。